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門外不出実話● |
エジプトといえば吉村作治教授。『クレオパトラ』を是非観て欲しい著名な方の一人です。ファントマ版『クレオパトラ』なら今までの定説を覆し、今後の研究に新しい風を吹かせます。考古学会にもお役に立つファントマ。なんなら「世界不思議発見」の問題づくりにも協力します。旅するレポーターに美津乃あわ、司会は草野に代わり伊藤えん魔、野々村の代わりに浅野彰一ということで。 |
スター浅野/〜俺の楽屋は新装開店〜 よう! 久しぶりぃ〜! 俺だよ、スター浅野だよ!(天狗) 俺の差し入れをこっそり積み上げておいてやったぜ。(座敷わらし) 「浅野さーん、差し入れでーす!」 ほ〜ら、ま〜たおいでなすった!(ルパン三世) |
門外不出実話● |
衣装・小道具チームが『クレオパトラ』の資料を囲んで和気藹々。何をしているのかと思いきや、超グロテスクな『ミイラ図鑑』を見ながら、「乾燥具合が甘い」「後処理が手抜き」だの、楽しげに討論中。『恐トマ』以来、何かおかしくなってしまったような気が。 |
ワタクシもほしゅうございます。 例のマジック透視ショーの場面。演じる役者にとって何がつらかったのか? それは、お客様の書いた『バカ単語』に対するコメントでございます。芝居では3人お客様に「今最もほしい物」を紙に書いて頂き、それを目隠しをした美津乃あわ先生が言い当てるという透視ショーがございました。そして、役者にはそのお言葉に対して気の利いたコメントをするよう指示が。惨劇でした。なにしろ大変有り難迷惑なことに、大勢のお客様がくだらなくも意味不明な事を書いて下さいました。アホかあんたら? では洒落た返答コメント例をご紹介致します。 「彼女」→「ワタクシでよろしければ」 「盛井さんの白さ」→「白くなれば白くなるゆえ」 「キンキキッズの剛君」→「ど、どっちが剛君?」 「リカちゃん人形 美津乃さんバージョン」 →「おほほほ! お戯れを!」 「育毛剤 すごいの」→「おハゲになれば?」 「長谷川」→「だ、誰?」 「あのよろし」→「おほ、おほほほ、おほほ!」 「仕事」→「頑張って下さい」(ひねりナシ) アホかあんたら? そんな時、彼らは魔法の言葉を思いついたのでございます。それこそ、『ワタクシもほしゅうございます』。なんとオールマイティ! しかし、真の地獄はまだ隠されていたのです。 ある劇場での練習時、お遊びで参加した心ないゲスなスタッフが何やらよからぬモノをお書きになった様子。美津乃あわ先生は高らかに言い当てます。「これは、…大人のオモ●ャだ!」「あの、ええ!? それはですね。おほほほ…」と口籠もる某役者。すると、すかさず「ワタクシもほしゅうございますでしょ?」と朗らかな美津乃先生の嬉しそうなお声! 動揺に追い打ちをかけるがごとく「ワタクシもほしゅうございますだぁ! うわははは!」とえん魔教授の興奮した低音ボイス。そして、その言葉はいつの間にか大合唱となっておりました。アホかあんたら? |
門外不出実話● |
7月にデジタル放送で『エンジェルダスト』の舞台裏が放映されました。美津乃さんの密着取材だったのですが、放映されたシーンの9割は稽古にがんばる女優ではなく、ただ食べてばかりの腹減り女。それはそれは「食いしん坊万歳!」のようでした。 |
デルタの反抗 3人組 皆さんこんにちは。3人組です。突然ですが『エンジェルダスト』どうでしたか? 面 白かったでしょう! でも分からなかったですね? ファントマの中でもちゃんとわかって演じてた役者が何人いたか。 『エンジェルダスト』はいろんな意味でムズかしい芝居でした。SFだし、小道具も衣装もそれなりにしなきゃならない。でも資料もない。盛井さんは細いし、演出家は太い。毎日大忙し。大変です。 なのに本番十日前、突然演出家が言う。「デルタは3人でやれ。セリフの一字一句から動きまで全部完璧にそろえろ。」 私は「ハイ!」と元気よく返事をしながら、心の中で無茶言うなと怒号した。 しかし、やらなければ。こっちが殺られる。その日から、私達デルタ達の苦悩の日々が始まったのだった。常にいつでも三角形の私達。トイレも一緒、寝るのも一緒、並べばチャーリーズエンジェル、バイクに乗れば中国雑技団。シンクロナイズドスリリングな日々でした。 北朝鮮のマスゲームのビデオも見た。あれすごいですね、息があうってああいうのを言うんでしょうか。キムチ食べたらいいのかと思い、食べてみたら辛かった。当たり前だと言うな。あれって、なんと間違えた人は殺されるそうじゃないですか。恐いです。(けっこういい加減) 私達も死ぬ 覚悟でやらねば。できなかったらマジで殺される。とにかく練習、練習、練習。そして私達は強化合宿を敢行。連日連夜の練習で、なんと寝ている時の呼吸のリズムが合うようにまで成長! そんな血の滲む(間違った) 努力をする私達に、ビショップ閣下は「まとまれ」と文句を言った。殺す、殺す、殺す、殺す、殺す。 わかったわよ。やればいいんでしょ? 今に見てろ。結局、開き直りの境地と、反骨の反抗心のおかげで完璧なデルタ3人の姿を皆さんにお見せできるまでに至った訳なのでした。やっぱり役者は逆境に強くなくちゃ。二度とやるか。おつかれさまでした。二度とやるか。二度とやるか。二度とやるか。 |
門外不出実話● |
ある日の稽古場。デスクにえん魔さんが作った『恐トマ用インチキ心霊写真』を発見。「なんじゃコレ、がははは!」と大笑いすると、「笑うな。それは本物だ」とえん魔氏。「これって本物!? ひぃ〜!」 …でも、私が一番恐かった写真はダントツで盛井さんの白装束姿。もうこの世の人ではないと思うので す。あの青白さは…。 |
美津乃あわ 熱く語る あれは私がまだ、右と左ぐらいはわかるが酸いも甘いもわからぬ幼女の頃。眠い目をこすりながら、パパとママと一緒に月曜ロードショーを見ていたの。「なんだろう? この国は? 私の住んでいるお家とは似ても似つかん建物が並んでいるぞ。お? でっかい船だなぁ。それにしても、なんで登場人物、皆裸?」 それはSF映画より、世界のマジックより、見る物すべてが不思議な世界。と、その時、すんげえ迫力の美女が現れた。高らかな音楽。「女王、クレオパトラ様でございますぅ!」 う、うひゃぁ〜! う、うひゃひゃぁ〜! 知ってる知ってる! あと50センチ身長が低かったらNBAに入れなかったとかどうとか言う人でしょ? 違う? あれが、この人なのか。へぇ〜。画面 に映っているのは、エリザベス・テイラー扮するクレオパトラ。吹き替えは小川真由美。何しろ日本語ペラペラ。周りの連中は全員土下座。 幼女/美津乃あわちゃんは、いつか母親が話してくれた歴史上の人物、クレオパトラ本人がテレビに出ているのだと、すっかり信じこんでしまっていた。テレビに平伏す私に母親は「この子は世間ってのをわかっている」とほくそ笑んだ程。恐るべき純粋さだったのね。 以来、クレオパトラ&エジプトへのこだわりは脈々と私の中で成長していく。私は事あるごとに本気でクレオパトラに会いたがった。『王家の紋章』を読んでは「私も古代エジプトにタイムスリップする」と言い、吉村作治を見ては「このおやじと一緒にピラミッドを掘る」と宣言していたと言う。物心ついた時には、やれスカラベのお告げだの、ファラオの呪いだのと口走る立派なエジプトおたく子供になっていた。 P.S. |
門外不出実話● |
最近『クレオパトラ』漬けのおかげで、行ってみたい国3に浮上したエジプト。旅行パンフレットを見る毎日。エジプトと言えばスフィンクス。スフィンクスの写真にマジックで眉毛を書けば、なんと浅野さんにそっくり。だまされたと思って、一度だまされて下さい。 |