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他称ホラー案内人の真実 『恐いもの嫌い』 伊藤えん魔コラム 別ウィンドウでUP CLICK HERE! |
私って、鬼? 正義の鬼 美津乃あわ 去年の『黒いチューリップ』に続き、心待ちにしていた『戦闘鬼』の再演!!! 大好きな茨木ちゃんがまた出来るかと思うとうれしはずかしドッキリちゃっかり。『ClawGlow』(閃光する爪の意味よん) タイトルもかっちょよくなっちゃってこれまた素敵。何で私がこんなに茨木童子が好きなのかよ〜く考えてみた。その答えは〜!? 私自身が『茨木童子』そのものだからなのよ! 茨木童子は鬼と人間のハーフ&ハーフ。人間と鬼の間でもがき苦しみ、小さい頃は大層苛められたらしい。かくいう私も小学校の時、超いじめられっこだった。忘れもしない隣の席の阪田君。こいつ、何度席替えをしてもいっつも私の隣の席になっちゃう。 「あれ? ちょっとそんな理由で隣りかよ・・・?」 みたいな口実をいつも作り、ちゃっかり私の隣りに座っていた。その理由は『ただ私をいじめる為』なのだった! この阪田君のいじめっぷり、並大抵じゃなかったのよ。スカートめくり、筆箱隠し、なんて日常茶飯。私の給食を勝手に食べるわ、授業中いきなりこそばしてくるわ、教科書に落書きするわ。挙げ句の果て、体育の時間に私をおんぶして走り回り、思いきり頭からすっころんだ。私は肩から腕に掛けて全治三週間の大擦り傷。自分は鼻の頭をちょろっと擦りむいただけ。 今の時代ならセクハラで訴えて山ほどの慰謝料ふんだくるところを、小学生の私にゃそんな知恵も仕込み杖もまだなかった。(今ならすぐ斬るのに) ある日のこと、相変わらずスカートめくりをしてくるアホ阪田。あまりのしつこさにブチ切れた私は「ぬう! やめい!」っと思い切り右手を振り上げた。と、その時、私の右手のコブシ(都はるみの美咽にあらず。鉄拳の意)はアホ面の阪田君の眉間に直入り!(まさに鉄拳が入る感) その瞬間、へらへら笑っていた阪田君は真っ赤な顔をして、壁が崩れんばかりの大声で泣きだした! 形勢逆転。(なに・・・? 私ってば強いんじゃん・・・!?) するとどうでしょう? 今まで遠巻きに見ていたクラスの女子共がわやわやと私の所に寄ってきて、「強いね。私も阪田君には手を焼いていたのよ」 などと調子のいい事を言ってくる。私はまだ泣きじゃくっている阪田君のそばにいって耳打ちをした。 「ぬ。今度悪さしたら、私が許さん」 震え上がる悪の阪田。ひょー、かっこいい私!!! この日から私のいじめられっこ人生は幕を閉じ、強い私が頭角を現した。男子どもが悪さをしたらギロリとひと睨み。すると今まで暴れていた男子どもがシュンとおとなしくなっちゃう始末粉末世紀末。『強いって素敵』 ビバ! 正義の味方! ビバ! 腕力! |