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タイトル・ブーイング・エッセイ 666でいいのか? AWA MIDUNO 次の作品のタイトルが「666」となった訳だが、本当にいいのか? 「ナンバーオブなんちゃら」っていうサブタイトルが付いてはいるものの、何か芝居のタイトルっぽくない。どっちかって言うと、兵庫県内の郵便番号だよね? 今でこそ7ケタになってるけど、チラシそのまんまポストに入れたら、きっと某市町村の郵便局私書箱にほうり込まれちゃうぞ。いいのか? もし国道666号線があったら、関西人は「ロロロ」か「ムムム」に略しちゃうんだろな。関西人って悲しいね。(もしくは「ルロロ」。ドルゲか!) そう言えば、夏の訪れと共にO-157が猛威をふるってる。今年は黄色ブドウ球菌・セレウス菌なる新顔も登場した。バルブはちゃんと洗ってほしいよね。好きだったのにな、雪☆の低脂肪乳。次の公演前に「病原菌666」なんてのが出たら、この芝居、当たるだろうな。いや、中止かも。女は急にメイクが濃くなり声が低くなったり、男は頭がでかくなりギャーギャーテンションばっか高くなる病原菌。ファントマでは、病原菌保持者は入場料が安くなるの、2割程。イヤだな、そんなヤツだらけの客席。全員殺菌処理だ。シュ〜ッ! 実は私の誕生日って1月19日で「119」、んで母親の誕生日が「1月10日」で「110」。なんか親子そろって救急な誕生日だなぁと小さい頃から思ってた。どうでもいいよね。あ、平成6年6月6日生れの人、お便りほしいわ。「へぇ、そうなんだ」と思うだけだけど。頂戴ね。笑うから。 こうやって考えたら「666」って憶えやすくってイイのかも? お客さんがチケット買う時も絶対忘れないよね、このタイトル。まぁ、許すか。 |
盛井雅司の分裂日記● | 20キロの減量に成功したえん魔さんは嬉しそうだったが、公演を重ねるたびに体重が減ってしまう僕にはその気持ちを知るよしもない。 |
たわけ戯曲「吸皿鬼」 脚本・構成/浅野彰一 ●登場人物/吸皿鬼 ジョン パンチ 新婚男 新婚女 御老人 若者A 新婚女 あなた。何の音かしら? さっきから下でジュルジュルって変な音・・・。 ■ガウンをまとう男。台所。 新婚男 おや、何の音だ? あ、うちの冷蔵庫で何をしてる!? ■そこに飛び込んでくる刑事ジョン&パンチ。 ジョン そこまでだ!! ■雨はすっかり上がり、遠ざかる雨雲の隙間から朝日が顔を覗かせていた。 fin |
盛井雅司の分裂日記● | 『盛井さん! 最近のマイブームはiモ−ドでアダルトサイトにアクセスすることなんですよ。一緒にどうです? ぜひ! どうです?』と熱っぽく語る某若手男優達。彼らに言うことはもう何もない。 |
〜熱闘! 飛龍小学校☆パワード & シャトナー研 友情再確認編〜 友達/伊藤えん魔 この夏、10年来のマブダチである西田シャトナーの芝居に出た。奴は今年の4月に惑星ピスタチオと言う劇団を解散して、一つの伝説をつくりやがった。その直後、突然「久しぶりに一緒にやらんか?」と言ってきた。10年来、ダチ公だからこそ生温い交流(合作・共演等)を避けてきた俺達だったが、「劇団を解散したから別 にいいだろう?」とのたまうので、「なら、いいか」と言う事になった。奴の創る芝居はとにかく体力勝負だ。毎日の激しいトレーニングを敢行し、俺はなんと20キロ痩せた。20キロと言えば幼稚園の大きい組さんの園児程だ。俺の身体から園児が一人消えちまった事になる。俺は園児の冥福を祈った。「気にするな。俺の事はいい。」と園児は笑って消えていった。さて、今回は俺がいかにダチ想いの男か。それを話そう。 まず、俺は西田のために強烈なダイエットを成功させた。これだけでも俺のすごい友情パワーが伺い知れる。6月にやった西田の演劇的実験ライブ『シャトナー研』。即興劇の中でアコギとベースをかきならす、ロックライブ芝居だ。この時、ダチ公役者/保村大和が風邪をこじらして全く声が出なくなった。奴は凄まじい役者魂を発揮して芝居を乗り切る。だが、歌声だけはどうしても出ない。大和は重要なコーラスパートを担当している。なんとか助けてやりたいが、俺は歌のシーンに出ていない。「そうだ、こっそりコーラスに参加してやろう。」 そして俺は舞台袖から必死に大和のパートを歌った。大成功だった。どう見ても大和が歌ってるようにしか見えなかったはずだ。終演後、大和は言った。「えん魔さん、ありがとう。おかげで命が助かりました。客達も舞台袖から聞こえる奇妙な声を不思議そうに見てましたよ。」 ・・・それでも俺達はダチ公だ。 もう一つ、心暖まるエピソードを話そう。7月には西田の傑作「熱闘! 飛龍小学校☆パワード」があった。俺の友達パワーを炸裂した熱演を観てくれた連中も多くいるだろう。その東京公演中、今度は宇田が頑張り過ぎて咽を枯らしてしまった。宇田もまた俺の大事なダチ公だ。芝居の中で、俺と宇田は一つのセリフを声を揃えて言う『群唱』をやっていた。本番中、声の調子を気にする宇田に「ここは俺に任せろ。お前の声色で俺がセリフを言ってやるぜ」 俺は宇田のモノマネが得意だった。そして俺達の出番はきた。俺は宇田そのものの声でセリフを言った。大成功だった。どう見ても宇田本人が喋ってるようにしか見えなかった筈だ。終演後、宇田は言った。「えん魔さん、ありがとうございました。おかげで命が助かりました。アンケートも大評判でしたよ。」 宇田が俺に手渡したアンケートには、「伊藤えん魔さん、宇田さんのモノマネ上手ですね。」等々の評が大量 にあった。ちなみに、その日のダメ出しをする西田が「えん魔が宇田の真似をやったのは最高におもろかったぞ。あははは!」と大笑いしていた。・・・それでも俺達はダチ公だ。 |
盛井雅司の分裂日記● | 笑顔が無気味と言われる無気味男優/盛井雅司。笑顔が不敵といわれる僕の天敵であるのは言うまでもない。余談だが、大女優/美津乃あわ女史の笑顔は無敵だと言う。で? |