妙な怪人シリーズ 第2弾
 懐かしの仮面ライダー怪人特集。今回も変な奴らばかり。
 まずはXライダーの鉄腕アトラス。大地震を巻き起こし、見た目も強そうな怪人だ。ただこいつが恐ろしいのは、地震を発生させる際、逆立ちで頭を地面に密着させ激しく首を降ると言う想像を絶する荒技。最後も壮絶で、空中なら振動に翻弄されない事に気づいたXライダーのジャンプキックを逆立ち状態でくらい、股間からもんどりうって死んだ。

 ユキオオカミはV3登場。怪しい太鼓の音と共に現れる不気味な奴だ。だが本当に不気味なのは、太鼓を自分でポンポン叩いていた事だろう。のってくると「うぉうおう、うぉうおう!」と唸り、モー娘ならぬモーニング狼のようだった。

 ストロンガーに登場した奇っ械人毒ガマはもっと凄い。こいつの必殺技は武器や格闘ではない。自分達に逆らう者を捕らえては「簀巻きにして池に投げ込む」のである!(写真は哀れ投げ込まれるおやっさん) これでは江戸時代のやくざ者だ。
 スカイライダーに登場したヤモリジンは、ネオショッカーの指揮官ゼネラルモンスターが変身した怪人。変身する前は凛々しい軍人なのに、なぜかヤモリの化身。その上、トレードマークだった片腕の鉤フックが小型のヤモリとなってしまう。その姿は腹話術芸人『ヤモリっぽい一刻堂』である。典型的な変身しない方が良かった怪人の一人と言えよう。
 まだまだいる物凄い怪人達は、またの機会に紹介しよう。