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パッケージには「ミミズっぽいウルトラマン」が4体入っていて、魚を誘引するための味の元にたっぷり漬けこまれてある。材質は非常に柔らかくコンニャク状ラバー。両手を高々と上げ、クネリクネリとたわむ赤黒いその姿にヒーローの風格と尊厳はない。 また使用例としてイラスト説明があるのだが、ウルトラマンの体内に釣り針が差し込まれる図がかなりショッキングだ。他にシリーズ商品として薄緑色のバルタン星人や、黄色半透明のゼットン等もあり、一連の雰囲気づくりが楽しい。 かつて死闘を繰り広げた超人と怪獣が揃って魚の餌になると言うのも何らかの因果 を感じさせる。一様に針に通される姿はどこか物悲しい気もするが、獰猛な巨大ブラックバスの追撃を、ウルトラマンがピロピロ逃げるシーンを想像すると、我々の世代ならずとも興奮できるのではないだろうか? これはジョークグッズを超えたエンターテイイメントかもしれない。 |
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