さらば夏、サンバのリズムよ。
先に断っておくが、当コラムはお色気コーナーではない。ようやく、世紀末最後の夏が終わる。今年の夏も、各地で神戸まつりのサンバチームが祭りを盛り上げてくれた。だが、筆者にはあの露出度の凄いコスチュームには少々抵抗感があった。本場ブラジルの女性達が激しく踊る姿は知っているし、「ああ、そんなモノなんだな」と平気でいられるのだが、どこから見ても日本人女性が「例の姿」をしているのを見るとヒヤヒヤしていた。大和撫子の麗しき乳がいつ飛び出すか、つい心配してしまうのだ。(紳士的なこの気持ちを信じて欲しい)
しかし、知り合いになったサンバチームの女子大生の話を聞いて、そんな懸念は木端微塵にフキ飛ばされた。やはり、彼女達は乳が飛び出す事を前提で踊っていたのだ。水着の布と違い、紐を中心として縫製された衣装は固定カ所が極端に少ない。乳首の部分は申し訳程度に飾りがあるだけで隠す機能は何もないらしい。それを恥ずかしがる女の子は、両面
テープで直に張り付けるか、ゴムを乳首に縛る。だが、その羞恥心も情熱のリズムがすっかり消失させる。慣れたら「ほれほれ!」となるのだそうだ。乳輪のでかい子等は、もう最初からハミ出させているとも言う。そうだったのか・・・目を逸らしてはならないのだ。来年からは気持ちを切り替え、しっかり直視する事にする。さらば、夏、サンバ、乳。もう一度断っておくが、当コラムは下ネタコーナーではない。
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