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「からくり顔出しBOXがあったので思わず撮っちゃいました。普通
の顔出し看板のように簡単に撮れないのが、さすが世界の植村直己冒険館。箱にあいた穴に顔を入れた人が、北極を横断している植村さんになれるんです。覗けばなんと植村さんになった自分が三人も! まるで極寒のブリザードの中で幻を見ているかのような…ウソ。なにがなんだか、とにかくからくりです」(西宮市 大蔵啓子/主婦 38歳) 植村さんらしく記念館ではなく冒険館なのが嬉しい。自分が三人に見える仕掛けはやはり極限状態の幻覚シミュレーションだろう。他にエベレスト無酸素体験教室や-30℃の冷凍ウォーキングコース等はなかったろうか? ちなみに「なぜ山に登るのか?」と問われ「そこに山があるからだ」と答えたのはイギリスの偉大な登山家ジョージ・マロリー。投稿者は素敵な自作イラスト図解にパンフレットまで同封してくれた。ぜひ編集アシスタントに雇いたい。 作品タイトルは『なぜ顔を出すのか? そこに看板があるからだ』とする。 |