|
|
「結婚30周年記念に子供たちが北海道旅行をプレゼントしてくれました。写
っているのは主人です。他にも5メートルほどの鬼の像がありました。ここでウソをつくと舌を抜かれそうですね」(PN 母は鬼より強し/大阪市 53歳) 登別温泉が発見されて210年。以後、温泉地として発展。大正には発電所が作られ電車が開通した。発電所は登別の民家にも電気を供給したが、たくさんの人が乗車すると電力が下がったらしい。電球が暗くなると「今日は大勢客が来る!」という事がわかった。登別の祭は地獄づくし。「鬼みこし」に始まり、巨大な閻魔大王のからくり山車をすえた「地獄大行列」、「鬼踊り大群舞」(無数の鬼が踊り狂う/見たいぞ)。夜には地獄谷から「昇天花火」が炸裂する。わはは、昇天て。子供達のおかげで顔出し写真の鬼は赤く照れすぎだ。 作品タイトルは『儲かりまっか 全身真っ赤』とする。 人を幸せにする地獄もいい。 |