忍術 ひきこもり

「現在高一の息子が五歳の時の作品です。近所でも評判の素直で良い子でしたが、今では部屋にこもりきり。時々白目をむいて道を歩いている姿は、はっきり言って不気味です。バレるとどんな目にあうやらわかりませんが、命がけで投函しました」 (PN 名谷カラス/神戸市 主婦 42歳)

 ははは! この無垢な少年の成長過程に一体なにがあったのだろうか? 『白目をむいて道を歩く』という描写 がリアルで、歪曲した少年の現状が伝わってくる。看板から出される表情から、かつては『ひきこもり』とはおよそ縁のない明るい子供であったろうに。しかし、一悶着覚悟で投稿してくれた投稿者の朗らかさがあれば、反抗期の少年の心もいつか開かれるに違いない。荒治療だが、久しぶりに家族で忍者屋敷に行ってみては? 昔の素直な自分を思い出してくれるかもしれない。

 作品タイトルは『忍術 ひきこもり』とする。


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採用作品にはファントマ関連の最新公演チケットをプレゼントするぜ。